白井青淵『湖西の早春風景』日本画 約10号 原画 和紙 コレクション 真作保証

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☆作品について筆捌きが異常です。☆作品寸法縦45.5横53.6cm☆額縁寸法縦65横72.3cm厚さ3.7cm★額縁ガラス無し☆ 白井青淵[しらいせいえん]明治42年(1909)~豊橋市西羽田町に白井永川の長男として生まれ、名は義美、青淵と号した。県立豊橋中学校(現県立時習館高等学校)を卒業後、牟呂八幡宮の社司であった父の白井永川について、神職を志すとともに南画の指導を受けるようになった。昭和4年(1929)に20歳で牟呂八幡社、次いで、羽田八幡宮の宮司に就任した。昭和18年には、京都の水田竹圃に師事し、南画を学ぶ。昭和23年には豊橋市出身で、前年に日展初入選を果たした中村正義に連れられて上京し、当時、日本芸術院会員として日展で審査員や理事をつとめていた中村岳陵に師事し、蒼野社(そうやしゃ)に入門した。昭和25年、40歳で第6回日展に「駅構内」(豊橋市美術博物館蔵)が初入選を果たした。以後、第7回「驛附近」、第8回「給油所」など同展に4回入選する。昭和33年に中村岳陵塾である蒼野社を退き、活躍の場を豊橋へ置き、宗墨会創始者である高橋清紡没後、顧問として南画を教える。昭和35年に51歳で、中部日本南画院を創立し、以後毎年2回の展覧会を続け、父永川と同様に、後進を育成し、南画の興隆に努めている。昭和55年に中国桂林への写生旅行を実施したのを皮切りに、つい最近まで毎年のように中国・韓国・日本各地を訪ね、写生を行い、作品を発表し続けている。昭和61年には豊橋市美術博物館で白井青淵展を開催した。平成元年(1989)には、豊橋文化賞を受賞し、羽田八幡宮境内に中部日本南画院により筆塚が建立された。同年、愛知県知事より文化功労褒状を受けた。平成7年からは中部日本南画院の主宰に就任した。

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